内容説明
600年前に完成された日本の伝統芸能「能」と、アメリカで開発された最新のボディワーク「ロルフィング」に共通性があることを見出した著者。能楽師が高齢になっても現役でいられる秘密を「体のバランス」と「深層筋の働き」にあると言及、誰にもできるエクササイズを提案する。
目次
1章 能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか?(「能」の身体作法の秘密;世阿弥の教え「体と用」―「力を抜いたまま強弓を引け」;「能」に見る心と体の関連性)
2章 「和」の視点から知る、体の秘密(私たちの体も「陰と陽」でつくられている;陰陽から、私たちの体を知る;陽の背、陰の腹から知る日本人の体)
3章 ロルフィングで体をゆるめる(楽な体をつくる「ロルフィング」;体がゆるむメカニズム)
4章 疲れない体を能の動きから習得する(「腹」を活性化させる身体作法;大腰筋を活性化させる身体作法;「背」を活性化させる能の動き)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956年、千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ万能楽師であり、日本で数少ない米国Rolf Institute公認ロルファーの一人。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、20代後半で入門。現在は、国内外を問わず多くの舞台を勤めるほか、小学校をはじめとする学校での能の特別授業など、さまざまな形で能のワークショップを行なう。朝日カルチャーセンター講師、「日本と東アジアの未来を考える委員会」企画委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tatsuya
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G❗️襄
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