内容説明
人をつくらなければ、モノづくりは始まらない!多くの企業がトヨタを模倣しながら、ついに達成しえないのは、背後に張りめぐらされた仕掛けに目を向けないからだ。本書は、トヨタを支える大きな柱である人事制度に着目し、強さの解析を試みた。
目次
第1章 どうやってホワイトカラーの生産性を上げるか
第2章 「社員の意欲低下」なき賃金制度改革
第3章 モノづくりを支える技能員四万人の意識改革
第4章 いかにして二〇代・三〇代の若手社員を「プロ」に育てるか
第5章 トヨタを動かしてきた「危機感」
第6章 トヨタ生産システムの人材開発への応用
第7章 一〇年にわたる亀の人事改革
第8章 人事部はなぜ本音をキャッチできるのか
終章 人のグローバル化がこれからの戦略課題
著者等紹介
片山修[カタヤマオサム]
名古屋市出身。ジャーナリスト、経営評論家。企業の内部に入り込む、緻密な現場取材力には定評がある。また、学習院女子大学客員教授として教鞭をとる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。