目次
序章 埋もれたままの“飛鳥の謎”とは?―なぜこの辺鄙な地に、王朝が百年余も続いたのか
1章 飛鳥とは、どんな場所だったのか―歴代天皇と蘇我氏が、この地を「聖地」とした理由
2章 いま明かされる“飛鳥”繁栄の謎―古代の黄金といわれた「朱(辰砂)」の秘密
3章 飛鳥歴代王朝を操った蘇我一族―皇族と結び、飛鳥百年を築いた男たち
4章 飛鳥人・聖徳太子の事績の秘密―「日出ずる処の天子」と言い切る強気外交の謎
5章 正史に記されなかった陰謀の裏面―飛鳥でのクーデターを演出した中大兄皇子と藤原鎌足
6章 飛鳥・その血塗られた残影―母として妻として持統女帝が辿った数奇な生涯
終章 飛鳥から平城京へ…―歴史を変転させた“辰砂”の影響力