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祥伝社新書
わたしの歎異抄入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112752
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C0215

内容説明

『歎異抄』を読めば、親鸞の思想と教義のほとんどを学ぶことができると言っても過言ではない。「自力」と「他力」の違いとは何か、なぜ「悪人」こそが救われるとするのか。赤裸々に語られる親鸞の人間苦。親鸞を知るための最良の入門書。

目次

1章 歎異抄とわたし
2章 「他力」―身を任せて生きる―自力をたのむ人に救いはない
3章 「悪人正機」―阿弥陀仏の本願―なぜ、「悪人」が救われるのか
4章 「愚禿」―人間、この弱きもの―人は誰も、縁しだいで千人でも殺せる
5章 「非僧非俗」―執着を超えた境地―逆境を活かし、人間らしく生きる
6章 「念仏」―往生へのただ一つの道―名号と己が、一体となる世界を目指して
7章 「信心」―自分の中の自分に出会う―迷いがあるから、私たちは救われる
8章 親鸞一人がためなり―仏の前では誰もが主人公である

著者等紹介

松原泰道[マツバラタイドウ]
1907年(明治40年)東京生まれ。1931年(昭和6年)早稲田大学文学部卒。岐阜・瑞龍寺専門道場で修行。昭和26年臨済宗妙心寺派教学部長。昭和52年まで龍源寺住職。全国青少年教化協議会理事、「南無の会」会長等を歴任し、講演・著作に幅広く活躍。現代の「語り部」として、仏の教えを分かりやすく現代の言葉に置き換えて、噛み砕くように説き続けた。平成元年、第23回仏教伝道文化賞受賞。著書多数。平成21年、101歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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2
私のモットーは「なりゆきまかせ」。思うようになったきっかけは親鸞の「他力本願」から。自力ってろくなことない。頑張ってうまくいかないととっても恨みがましくなるから。それって自分も苦しいし、まわりも大迷惑なのだ。阿弥陀仏を信じているとかはないけれどなんというか…説明できない大きな何かに委ねてしまおうと思うようになった。私は多くの人と同じく罪悪や煩悩におののく凡人だから。『歎異抄』は親鸞の教えが凝縮された書物。うつむいてしまう時、親鸞や老師の本を読みます。理想主義、完璧主義から抜け出したい人にお勧めです。2013/10/15

fantamys

0
いま、身近に親鸞の教えを感じる本。2015/06/26

よねちゃん

0
p236 この世にアカの他人など一人もいない。だから自分の両親とか他人の両親とか区別はない。2014/05/25

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