祥伝社新書<br> 日本の原発技術が世界を変える

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日本の原発技術が世界を変える

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  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112257
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0236

内容説明

わが国の原発技術が世界最高の水準にあることを、多くの日本人が知らない。たとえば日本の原発の非常停止は、運転7000時間あたり、0.07回という驚異的な少なさだ。また、原子炉圧力容器は日本の一メーカーが全世界の八割のシェアを占めている。世界中で原発の新規建設が進み、各国が売り込みに攻勢をかけている。安全性が劣るとされる中国も、安さを武器に輸出を目指す。だからこそ、世界一安全な原発を世界に広めることが、この上ない世界貢献の道だと、著者は力説する。三十年にわたって原発事情を研究、国内の稼働地、建設予定地のすべてを取材した著者による、最新原発リポート。

目次

核の平和利用には、相応の決意と覚悟が必要
第1章 日本人は、どう原子力と付き合ってきたか?
第2章 世界は、軽水炉を推進する方向へ、舵を切った
第3章 放射能とは何か―原子、核、放射能などに関する常識、非常識
第4章 原発商戦 技術大国日本は、ビジネスチャンスを生かせるのか
第5章 日本の原子力技術を世界に
あとがき 原子力の今後に向けて

著者等紹介

豊田有恒[トヨタアリツネ]
1938年、群馬県生まれ。若くしてSF小説界にデビュー。手塚治虫氏に招かれ、虫プロダクションでシナリオを執筆。歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジア史の流れのなかに位置づける運動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらあらら

7
原発事故以前の本。著者は、事故の検証した本は出してないのかな2014/11/07

がんぞ

4
原発は過酷事故が起こった場合、収拾期間が予測不能、人命と土地を除き数兆円以上の損害が計算できない(保険でカバーしきれない)。また核兵器材料、超危険廃棄物を発生する。小林よしのり「原発反対、核兵器賛成」という主張もあるが。福1の事故で「反原発」は常識となり次の国政選挙ではすべての政党が「原発ゼロを目指す」というだろうが、除染した放射性残土をどうするか、原発の最終処分をどうするかについてアイデアがある訳でないらしい。デモよりは政治を変えるには議論と思うが「即時廃止」派は「存続やむなし」豊田を説得できるだろうか2012/08/28

ポンポコ

3
著者は自分のことを「原発批判派」と言っているが、明らかに日本の原発技術を賛美する本。震災の3ヶ月前、2010年12月というすごく残念なタイミングで刊行されている。ブックオフで投げ売りされてた。震災前の原発を取り巻く状況を知るために、著者の主張は切り分けて、客観的事実の部分だけを読むにはいい。世界の原発市場において日本の立場が大きいことはわかった。しかし、この世代の作家って、物語作品はおもしろいのに、エッセイとか評論だとすごく偉そうで嫌みな文章を書く人が多いなぁ。2013/05/02

那由田 忠

3
 「完全に賞味期限切れ」と言っている人もいるが、それは言い過ぎ。ただ技術だけではリスク対策にならなかった。その視点が豊田に欠けていた。もちろん、それは日本中が、原発反対派も含めて欠けていた。ここで紹介された、推進派が積み上げてきた地域での信頼が大きく崩れてした。それはリスク管理の甘さが根本原因。本当は避難訓練や大事故訓練を熱心にやるべきだったのに、推進派は反対派に利用されるのを恐れて適当にごまかしてしまった。反対派は原発をつぶすことしか考えず、結果的に事故を防げない方向に事態を動かしてしまったのだ。2011/06/28

雲をみるひと

2
大震災前の原発関係国の政府や原発業界の主要なプレーヤーの動向を解説した本。原作技術そのものはさほど詳しく語られていない。2010年時点の関係者の立ち位置がわかる。大震災後にどのように地図が変わったか興味が尽きない。2018/09/02

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