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祥伝社新書
東京の古墳を歩く―ヴィジュアル版

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112226
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0226

内容説明

これぞ最強のパワー・スポット。知られざる古墳王国・東京の全貌。古代に想いを馳せる歴史散歩の醍醐味。近郊7県の驚きの古墳群もあわせて紹介。

目次

序章 古墳の基礎知識
第1章 都心の古墳(武蔵野台地東辺端部)
第2章 東京低地の古墳
第3章 多摩川下流域の古墳
第4章 多摩川中流域左岸の古墳
第5章 多摩川中流域右岸の古墳
第6章 東京近郊の古墳

著者等紹介

大塚初重[オオツカハツシゲ]
1926年、東京生まれ。日本考古学界の第一人者。明治大学名誉教授。明治大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。登呂遺跡(静岡)、綿貫観音山古墳(群馬)など多数の遺跡の発掘調査に携わり、長らく母校の教授を務めた。日本学術会議会員、日本考古学協会会長、山梨県立考古博物館館長などを歴任し、現在は千葉県成田市文化財審議委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

圓(まどか)🐦

4
全6章中5章は都内、残りは関東と山梨の古墳群の紹介。読んでみて都内のそれの殆どは「古墳」というよりかつて「古墳だった」跡地の多さが目立ち言われなければわからない、見過ごしてしまっていそうなそれの多さが印象に残った。昔は余程のものでなければ「盛り土」扱いでその上に神社どころか住宅地もやむなしかも。関東の古墳はさきたま古墳群のそれが紹介されている中ではやはり別格。古墳の集中している箇所もかつての生活圏の面影を感じさせるし古墳の歴史は日本の歴史でもあるからもっと知ることができれば。2023/05/03

なおこっか

3
弟が多摩川近郊に家を買う際、調査で遺跡が見つかったために日程が遅くなったことがあり、俄に甥っ子と伯母ちゃんは東京の遺跡と古墳に関心を寄せたのであった。4世紀頃から東京にもしっかり古墳が作られており、江戸期に塚とか富士見丘とか認識されていたでっぱりが古墳だったりする。芝、上野にも、勿論多摩川近くにも、あきる野の方にまである。しかし大和政権の王墓のように宮内庁が守っているからではなく、それこそ古墳の上に住宅地ができていることで調べられない古墳がもっと沢山ある。どんな人達が居たのか、気になるなあ。2023/01/18

壱萬弐仟縁

2
写真モノクロ、カラー多数で、ぺらぺらめくっても面白い。東京やその近郊県に意外に相当多くの古墳が存在していることに、改めて自らの無知を恥じ入ることとなった。大森貝塚程度しか知らないのではまずい。「男はつらいよ」の柴又にも八万神社古墳がある(80ページ~)。古墳や神社の静かな佇まいにはアメニティを感じる。評者は厄年になるので、どこかへ行って厄除けしなければならないが、祖先を敬う気持ちを自然に表現できればいいと思う。パワースポットや占い師の開運にすがる気持ちもわかるが、まずは、古代人の生き様からも学びたい。2012/12/09

にがうり

1
おもしろい! 序章の「古墳の基礎知識」をはじめ、古墳そのものの知識も得られるので、関東以外の方でも楽しめます。東京の随所に古墳が遺されていて、その数にまず驚きました。なじみのある場所もたくさん。富士見塚や小高い丘の上にある神社は、もともと古墳だったところに建てられたものが多いのですね。たしかに、自然地形としては不自然です。そういう目で見ると、近所にも怪しい「こんもり」がたくさん。今までと違った目で街を眺めたり街歩きができるので、楽しみがふえました。2013/06/10

Teo

1
本の帯に「これぞ最強のパワー・スポット」とか嫌な売り文句が書いてあったので抵抗感があったが、ぱらぱらと中身を見てそんな売り文句と内容は一致しなさそうなのを確認したので買った。埼玉には稲荷山古墳があるので関東地方と言えども古墳が無いとは思わなかったが、東京にこんなにも古墳があったとは非常な驚きだった。あの十条富士塚までも古墳の跡だったとは。買って良かった。非常によい資料。2010/11/28

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