内容説明
なぜ変われないのか?日本の政治をリセットする異色対談。
目次
第1章 変われない組織では、何が起こっているか
第2章 ルールとは何か―決めごとを変えられない日本人
第3章 「共存共貧」で縮んでいく日本
第4章 民主政治の崩壊過程
第5章 個人の戦いが組織を変える
第6章 野党力―負けと向き合う力
著者等紹介
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年、愛媛県生まれ。スポーツジャーナリスト・評論家。スポーツコミュニケーションズ代表取締役
河野太郎[コウノタロウ]
1963年生まれ。衆議院議員。自由民主党幹事長代理。湘南ベルマーレスポーツ評議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SU
2
愚痴の言い合いに思えた2014/06/27
復活!! あくびちゃん!
1
国会議員の生態を知りたい人にとっては「良書」。てっきり組織論だと思って読んだが、タイトルは今の自民党を表している。そのため内容とタイトルが合っていない。どちらかというと、「国会議員はどう考え、どう行動するか」というもの。しかし、参議院にはボタンが有るのに、衆議院に無いとは…。『民主主義』って言葉の意味を知らない人達が国会には多いようだ。2010/08/06
ceskepivo
0
やはり自民党と民主党の違いがよくわからない。それは河野氏が指摘しているように、自民党が冷戦後、再定義をせずに今に至っているからなのであろう。小さな政府を目指すのか、そうではないのか。二宮氏は喋りすぎの感があるが、「日本人は、ルールを絶対視している。指一本触れてはいけないと思っている。・・・ルールを作れとという教育はあまり受けていません。」(48頁)という指摘は納得。2011/08/22
mimi
0
対談。国会運営のおかしなルールについて。無用のルールはあらためるべき。河野氏は自民党内でも異端児的で、道理に基づいてはっきりものをいう人であるなぁ。野党に向いている人物かも。幹部として集団をまとめていく手腕が今後問われるがどんなもんだろう。2011/06/24
ブルーローズ
0
国会というものを知るにも役立つ。現在は以前の野党と与党が入れ替わっているが、野党である自民党も民主党に負けず劣らず混乱状態であるようだ。あと、高い給与を得て尊敬される(はずの)職業なんだから、もう少し仕事させてあげたらよいのにね。2010/12/02