感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
114
説明は明解だが誰向けに書かれた本なのかよくわからなかった。2017/05/03
パフちゃん@かのん変更
104
発達障害は1割はいる。1クラスに約3人。発達がアンバランスという事で乱暴だったりキレやすかったりすれば目立つが、のび太タイプのぼーっとしたのは見落とされやすい。特に知的な遅れが無ければ親や教師も気付かないことも多い。そして大人になってから社会に不適応を起こしたりする。医学博士である著者もADHD.片づけが出来ず、運転免許は「一生運転しない」という条件で合格したらしい。奥さんにしっかり面倒を見てもらってうまくいっているらしい。いいな。私にも優秀な奥さんが欲しい。私もステラレネーゼの旦那も発達障害っぽい。2014/04/11
M
77
著者自身も発達障害を克服した医師ということですが、説得性があるようなないような本。決して否定的な感想を抱いたわけではなく、どちらかというと発達障害が何かを知らない人にとっても、分かりやすく書かれている本ではあると思う。ただ、実際に発達障害の内訳が多岐に渡るため、なかなかいちどきには理解しにくいというか。発達障害も個々で違うため、大まかな理解を得る本という印象。なにしろ日本はこの方面への対処がひどく遅れているために二次障害を引き起こしやすく、その時点だと発達障害が起因でも究明が難しく、治療が難航する悪循環。2018/12/26
pino
69
同じ障害の子供の親としては著者の思いは嬉しいが、この本だけでは実態を掴めないと思う。この障害は「治る」「治す」ものではないのでは。「どのように付き合っていくのか」に視点を置いた方がよいと思う。個人によってケースが違うので一概には言えないが我が子は自分の持ち味を生かしながら成長した。また、パソコンによる弊害を指摘されていたが、人によっては、何かのツールを通す事で自分を表現できる例もあるようなので、その辺は、ちゃんとした見極めが必要だと思う。心配な方は、まず、診察を受けるのが一番だとおもう。偉そうにスミマセン2012/05/25
gonta19
68
2013/10/4 アミーゴ書店六甲道店にて購入。 2014/3/22〜3/26 disorderを障害、と訳してしまったことはホントに誤訳だったかもなぁ。これを読むと普通とdisorderの境界線をひくことの難しさが良くわかる。誰でも幾分かはそういう要素があるみたいなので。 第6章の対処の仕方が非常に参考になる。2014/03/26