祥伝社新書<br> 「夫婦」という幻想―なぜ、結局いがみあってしまうのか

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祥伝社新書
「夫婦」という幻想―なぜ、結局いがみあってしまうのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396111724
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0211

内容説明

男というのは、どこまで鈍感な生き物なのだろう。世の熟年夫たちは、「夫婦は古いほど味が出る」と無邪気に考えている。妻が発してきた危機のサインを軽く受け流してきた結果が、目の前に突然差し出された離縁状である。「何を血迷ったか!」と叫んだときには、もう手遅れ。妻の意志は揺るがない。なぜ、こんなことになってしまったのか―。その理由を簡単に言えば、男女の違い。たいていの夫は、家族の幻想、夫婦の幻想を墓場まで引きずっていく。相手の真意を知ろうともしないから、妻が途中で変わってしまったのだと思いこむ。しかし、年老いてから捨てられて泣くのは、夫のほう。本書には、一日でも早く知るべき現実が書かれている。

目次

第1章 妻のサインを見逃すな!―しょっちゅう「離婚」を口にしていませんか?
第2章 なぜ「うまくいかない」か?―夫と妻の思考はこんなにズレている
第3章 「家族」というものとは?―あなたが考える夫婦の姿は幻想である
第4章 「結婚生活」をレビューする―私自身、どのように「夫婦」をやりくりしてきたか
第5章 夫婦も「契約更改」!―夫婦関係も、アパートの賃貸契約と変わらない
最終章 夫婦というパートナーシップ―ひとりぼっちにならないために

著者等紹介

斎藤学[サイトウサトル]
1941年東京都生まれ。家族機能研究所代表。精神科医。慶應義塾大学医学部卒業。心理カウンセリングやワークショップを通して、アルコール・タバコ・薬物・ギャンブル・過食・拒食・浪費などへのアディクション(「嗜癖」いわゆる中毒)、人間関係や性的交渉への依存症、児童虐待・家庭内暴力など、家族機能の不全から起こる問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

19
★★★★★夫婦こそ関係維持に大きなエネルギーをさく必要があるが、それが無理なら結婚という制度に拘る必要もない。家族のかたちも多様でよいと、著者はいう。女性の忍耐の上に辛うじて成り立つ夫婦はいかがなものか。様々な地域や時代の結婚観を知ることで、視野が広がる。目からウロコの一冊。2019/03/14

なお

14
男性には結構厳しい本だと思いますが、ぜひ読んで欲しいです。「誰が養っているんだ」とは言ってはいけないし、共働きならなおさら家事育児に参加して欲しい。今は退職して主婦をしているけど、以前は働いて育児して家事して舅姑さんの間で、帰ってこない旦那さんをイライラしながら待っていた時期は本当に辛かった。そんな旦那さんが変わってくれたから今は懐かしい思い出だけどね(笑)お互いに歩み寄りが必要かな?私も変わったしね(笑)2016/05/12

ヒロユキ

10
かいちゃんの感想を読んで、妻に捨てられないうちに読もうと思った本です。...これからは妻が発する危機のサインを見逃さないように食後のテレビに付き合うことにしようかな。(読書タイムが減るのは、この際いたしかたない...)夫婦の関係についてだけ書かれているかと思っていたら家族の関係についても取り上げられており、その中でも特に心に残ったのは「思春期の娘に問題が起きてきたら、自分たち夫婦の問題としてとらえたほうがいい。」「子どもの問題は、十のうち八、九が、夫婦の問題です。」といったくだりです。...精進せねば!2012/02/05

K K

9
斎藤学さん初めて読んだけど楽しかった!良い本です。婚活狂いの現代社会、現代人に一石を投じている。私も婚姻制度に疑問を感じていて、離婚後のほうが女性として楽しい人生を送っていたりするので、別居婚、週末婚や事実婚の肯定等には共感できました。また多くの方が勘違いしている、結婚とは合法的に堂々と異性とセックスできる、という認識が間違っているという話も面白かった。これから世の中はどんどん変わり、女はさらに強くなり、離婚も増えるでしょう。今一度、男女のパートナーシップ、結婚について現代人は考えなければいけない。2016/05/15

昭和っ子

7
題名にひかれて手に取りました。 家を借りるのに二年間で契約改定するごとく夫婦の間柄も年代に合わせて見直すべきだ、という所に なるほどなぁと思いました。 一夫一婦制は近代になって出来上がったもので、家族という単位も国家の都合のいいように意味を付加される物なので時代の変化に伴っていとも簡単に変化するものだ、という意見には納得。 妻は手に取っても夫は見向きもしないだろうなー、と感じるのはどちらかと言えば私が耐えている証拠かも?思い込みやこだわりをなくし、自分たちなりにいい老後を迎えたい。2011/06/25

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