出版社内容情報
「消しゴムで消せるボールペンがあったら……」→→→ 思わず「それは無理。」と答えてしまったあなた、現場失格! 本書には、そんな「無理難題」を乗り越えた現場力の成功事例がいっぱいです。
内容説明
問題山積で商品企画がままならない。基本的にモノ余り。何を作っても売れない。そんなメーカーの嘆きが聞こえてくる。一方で、「高くても売れる洗濯機」「消せるボールペン」「安くて、すぐ納品できるカスタムロボット」といった商品を実現したのもまた、現場の技術者たちだ。成功を手にできた彼らは何が違っていたのか。技術力だけでヒット商品は生まれない。理系社員にも企画力が必要である。実際にヒット商品を生み出した現場へと目をやると、そこに共通してあるのは優れた「現場感覚」だった。問題に気づき、それを乗り越える方法を探ろうとする個人や組織の資質である。
目次
第1則 現場は観察するだけでなく、実際に体験する
第2則 一面からのモノの見方にこだわらない
第3則 使う人が求める究極の我侭こそ、発想基準
第4則 はじめにコンセプトありき
第5則 優れた技術は感動を生み出す
第6則 最初から二兎を追う
第7則 異なる分野の技術を結集する
第8則 技術はわかりやすく翻訳する
第9則 商品はロングセラーを前提に考える
著者等紹介
宮永博史[ミヤナガヒロシ]
1956年生まれ。東京理科大学MOT(技術経営)大学院教授。東京大学工学部電気工学科卒業。MIT大学院修了。日本電信電話公社(現NTT)、日本AT&Tベル研究所、日本ルーセントテクノロジー、SRIインターナショナルなどの職歴を経て、2000年、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)統括パートナーに就任。04年より現職。技術マーケティングや事業化戦略などを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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JUN
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