感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
44
打者として不器用な印象が強く、また彼自身も言及しているが、向う気が強いので、すっかり誤解していました。小久保氏と同期で二人とも自己アピールが下手に感じる。仁志氏は強気の言葉が、小久保氏は逆に寡黙な印象が、人としての奥深さを感じさせていない。ただ、仁志氏の著作は二作目だが、熱い思いと、物事に対する真摯な取り組み方に感心させられる。これからも、二人で日本のプロ野球界を引っ張っていってほしい。一言だけ言わせてもらえれば、ノムさんはじめ、うるさ型の先人とうまく対応して欲しいと思います。逆にそれだけ期待もしています2016/06/15
katoyann
22
元プロ野球選手による回顧録。口述筆記の形式を取ったと推測されるが、ところどころ何の話をしているのかが分からなくなる文章があった。例えば、自分自身の人格について、「思いやりに欠ける」としているのだが、それに対応するエピソードが書かれてないので、何のことやら、と思ってしまった。 ただ、常総学院高校在学時代の恩師である木内幸男を慕っているということは分かった。いまDeNAベイスターズの二軍監督を務めているはずだが、高校の頃から考えて野球をやる癖が身についているということだから指導者には向いているはず。2023/01/25
Kaz
11
再読。購入当時は現役選手で、現在のような理論的な野球論を展開する人というイメージはありませんでした。後半は、野球以外の人生論で、これはこれで興味深く読めました。2016/03/06
ミリオン座
9
憎きライバルチームの主力選手でしたので、好きではありませんでした。しかし小柄なのに、高校・大学・社会人・プロ野球の全てのカテゴリーで輝かしい実績を残してきた理由が分かりました。ライバルチームじゃなかったら15年以上も前に仁志選手の素晴らしさに気づいていたのに。私の浅はかさを呪うような気持ちです。2013/06/01
Humbaba
8
成果を挙げるためには、しっかりと前準備をしておくことが重要になる。また、その際には上手く言った時ばかりではなくて残念ながら上手く行かなかった時のことも想定する。失敗してしまえばリカバリが必要になるが、その時にどう動くか考えて行動しておけば対処も可能になる。2016/03/21
