祥伝社新書<br> どうする東アジア 聖徳太子に学ぶ外交

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祥伝社新書
どうする東アジア 聖徳太子に学ぶ外交

  • 豊田 有恒【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 祥伝社(2007/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110925
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0230

内容説明

日本人の多くは、聖徳太子のことを、非戦主義者と誤解しているようだ。だが、史書に描かれた彼は、疑うことなく「剛毅果断の武人」である。有名な「和をもって、貴しとなす」も、「大いに議論をつくせ」の意味にほかならないのだ。そして、対話では埒があかない輩と出くわすと、太子は力を示すことを厭わなかった。当時対立していた隣国・新羅を牽制するために、九州北部に大軍を集中させたことがある。その結果、みごとに新羅の軟化を引き出した。一方、現代日本の官僚たちはといえば、中国・韓国に遠慮して直言できず、北朝鮮の罵詈雑言を真に受けないのが大人の態度と決め込んできた。こうした気概のない外交態度はいますぐ改めるべきではないか。太子の事績から、学ぶ点は多い。

目次

序章 聖徳太子―誤解されてきた「和の人」のイメージ(剛毅果断の武人だった;その複雑な家庭環境 ほか)
第1章 骨太の提言「十七条憲法」(奇麗事ではない、真の教訓;第一条:大いに議論すること ほか)
第2章 聖徳太子は、対・朝鮮半島政策では、どう振る舞ったか(対外交渉とは、どういうものか;北朝鮮に金を払いたくて仕方がないという勢力 ほか)
第3章 中国と、どう付き合うか?(慕夏―中国文明への憧れ;百済や新羅への主権を求めた倭国王 ほか)
第4章 我々は、太子から何を学ぶべきか?(日本を敵視する隣国;北朝鮮が開発する核兵器は、どのようなものか ほか)

著者等紹介

豊田有恒[トヨタアリツネ]
1938年、群馬県生まれ。若くしてSF小説界にデビュー。手塚治虫氏に招かれ、虫プロダクションでシナリオを執筆。歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジア史の流れのなかに位置づける運動を各方面で展開する。島根県立大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月讀命

57
我々が子供の時代、聖徳太子はヒーローだった。十七条憲法、冠位十二階、遣隋使派遣、法隆寺建立等の実績を挙げ、壱万円札の肖像であった。彼が行った外交政策も優れており、その政策を現代に活かせと言うのが趣旨。現在、東アジアで起きている日本人排斥問題、尖閣諸島、魚釣島等の国境問題、何度謝ってもむし返すばかりの従軍慰安婦の戦後補償問題、レアメタル等の貿易の問題、様々な要求を突きつけられ、弱腰の外交を見つめ直す必要があるだろうと説く。彼が本当に強気で公明正大な外交をしたかは解らないが、政治家は見習うべき所も多くあろう。2010/05/25

ちまりん

1
書き方が偏り過ぎているというか…同じ説明に頁を割きすぎている感じがする。後半は、思い出した頃に聖徳太子が出てくるくらいで、殆どが「日本の憲法改正」と「核武装・軍拡」について。崇峻天皇殺害や煬帝に関する記述以外にももう少しエピソードがほしかったし、現代の時事問題と上手く対比できていればよかったと思う。十七条の憲法は色々と教訓にもなりそうで面白かった。2011/02/25

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