内容説明
「ネットラジオのパーソナリティの打診があり、そのタイトルが『オールニートニッポン』だと知った瞬間『これはやるしかない!』と即決した。ノーギャラ、しかもスタッフ全員が生粋の、もう純度100%のニート、もちろん未経験者ばかり…」。というわけで、フリーター400万人、ニート100万人といわれる現代、彼らの本音、主張をわれらが姐ゴ・かりんがひきだしていく。ゲストも多彩で、彼女の“大好きな人”ばかりが登場する。対談あり、鼎談あり、座談ありで、日本の病巣を鋭く抉っていく。「役立たずだって貧乏だって、ニートだってフリーターだってホームレスだって、生きていたっていいじゃん。存在していていいじゃん」―本書は語る。
目次
1章 ニートになるのが健全だ
2章 意図された若者の貧困化・難民化
3章 同時多発一揆を起こそう
4章 フリーターの希望は“戦争”か?
5章 私がニートだったころ
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。21歳の時、右翼団体に入会。愛国バンド「維新赤誠塾」でボーカルとして活動。99年、その活動がドキュメント映画「新しい神様」となる。2000年、自伝『生き地獄天国』で作家デビュー。「生きづらさ」「自殺」「戦場」などをテーマにした小説、エッセイを多数発表。現在は、新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々、プレカリアートの問題に取り組み、取材、執筆、運動のまっ只中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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