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祥伝社新書
歯から始まる怖い病気

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  • サイズ 新書判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110567
  • NDC分類 497
  • Cコード C0247

内容説明

歯が抜けたところで、命に関わるものではないと思いがちである。ところが、歯は体の機能を守る感覚器官として、脳と直結しており、歯が抜けるとボケが進行したり、老化が促進されることがわかっている。歯周病になると、メタボリックシンドロームや糖尿病が悪化し、はては心筋梗塞まで引き起こす原因になるという。著者は、日頃見過ごされがちな「歯」に注目し、その機能や歯を失った際の悪影響などを解説する。また、歯周病で歯や骨まで失った人に、再度噛む喜びをもたらす歯骨再生技術によるインプラント治療など最先端の治療法も紹介。歯科嫌いの日本人のために書かれた、歯のある幸せな人生を送るために欠かせない一冊である。

目次

第1章 歯は脳に直結している(日本人の歯は六五歳からごっそり抜ける;八〇歳でも自分の歯を二〇本残す ほか)
第2章 虫歯は感染症だ!(虫歯は減ってきている;口の中は細菌の巣窟 ほか)
第3章 心筋梗塞、脳梗塞まで引き起こす歯周病(陰気で性質が悪い歯周病菌;歯周病は老化によって進行する ほか)
第4章 チタンが変えた歯科治療(団塊の世代が歯周病危険年齢に達する;骨の研究から発見されたチタンの特性 ほか)
第5章 不可能を可能にする最先端インプラント治療(ベーシック・インプラント治療;インプラント体は少なくても対応できる ほか)

著者等紹介

波多野尚樹[ハタノナオキ]
1946年、鹿児島県生まれ。慈皓会・波多野歯科医院院長。医学博士・歯学博士。インプラント治療の日本におけるパイオニアの一人としてスウェーデンで技術を習得、歯槽膿漏治療とインプラントを一体化した独自の治療法を確立した。東北大学大学院歯学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラスコリ

1
歯の大切さ、虫歯の恐ろしさが分かる一冊。 虫歯は感染症。歯がないのは嫌だからきちんと磨かないと…。磨きかたにもコツがあるから気をつけないと。2014/11/20

のりたま

1
歯の機能の説明から、歯の病気である虫歯や歯周病の話、それらによって歯が抜けてしまった場合の健康への影響がわかりやすく書かれていた。歯が抜けてしまうことでボケや心疾患、脳疾患になるリスクが高まるという話にはびっくり!そこまで健康に深く関わっているとは知らなかった。健康寿命の延伸の為にも、これからはもっと歯を意識して、「8020運動」である80歳で歯を20本残せるように頑張りたいと思う。2012/08/02

樹999

1
前半は虫歯や歯周病に始まる歯関連の病気の詳しい説明。後半は最新端の歯槽骨再生技術、一日で終わるインプラント治療などの紹介。読んでおいて損はない。特に後半は興味深く読めた。条件が悪くてもインプラントができない患者というのは現代においてはほぼいないそうだ。しかしこの先生、結構ロマンチストかも。「この方の戦争は(インプラントで)ようやく終結したのだと思う」さわりとはいえ医学書だろうに、端々がなかなかに詩的(笑2012/06/12

ヨードー

0
唾液の減少が激しい場合、ドライマウスとなる。口臭がひどくなる。唾液減少により細菌の増殖が原因。つまり、唾液が減少すると口の中で雑菌が大繁殖して、これらの雑菌が死ぬとその死骸が口臭の原因となる。薬の副作用も考えられる。特に生活習慣病の薬は副作用で唾液が減少。また、短時間で食事を済ますと唾液の減少に繋がる。そしてストレスにより不眠症で睡眠薬を頼るとこれまた、唾液の分泌を妨げる。 歯磨きは、軽く気長に1本1本丁寧に10分ほどかけてプラークを効果的に取り除くことが出来る。2022/06/28

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