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祥伝社新書
「日本の祭り」はここを見る

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110536
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0214

内容説明

「祭り」は、いま日本全国で、わかっているだけでも三〇万カ所で一年中行なわれている。本当に日本人は祭り好きだ。京都の祇園祭、徳島の阿波踊り、青森のねぶたといった一〇〇万人以上の規模の祭りから、どこの農村でも行なわれる素朴な村祭りや、隠れ里で素晴らしい伝統芸能を披露しているものまで、魅力はさまざまで、かつ奥深い。祭りと聞くだけで、もうソワソワ、ドキドキ、中には一年前から楽しみにしている人や、準備を怠らない地元の人などもいる。下北半島の福浦の歌舞伎、秩父地方・小鹿野の歌舞伎、お祭り芸能の宝庫といわれる南信地方や奥三河など、知る人ぞ知る祭りはいくらでもある。祭りカレンダー、マップ、ガイドつき。

目次

序章 もっと楽しみたい日本の「祭り」
第1章 神事としての「祭り」はこうなっている
第2章 時代はどんな祭りを生んできたか―祭りが伝える伝統芸能の歴史
第3章 神楽こそお祭り芸能の原点―神々の楽しみ
第4章 華麗な山車・行列・踊り―「風流」という芸能の諸相
第5章 劇場とは違ったお祭りの演劇―地芝居、人形浄瑠璃
第6章 仏教と祭り
第7章 全国の有名な祭り・知られざる祭り
エピローグ お祭りの担い手のための提言―祭りと地域おこし

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県生まれ。東京大学法学部卒。フランス行政学院(ENA)留学。パリ・ジェトロ産業調査員、通商産業省を経て、徳島文理大学大学院教授

西村正裕[ニシムラマサヒロ]
1986年より、京都のシンクタンク、株式会社シィー・ディー・アイの研究員として、文化政策、文化施設、イベント等の調査研究・企画・計画に携わる。「お祭りコンサルティング」として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えふ

5
期待していた内容とは違った。日本で行われている祭りの成り立ちや内容が簡潔に書かれています。でも、よく分からない言葉が多くて文字を追っていても頭に言葉が入ってこない。祭りのことをある程度知っている人が読むなら良いかも。最後に書かれている祭りと町興しの箇所は面白い。祭りに助成金を出すとき、宗教的な取り扱いをどうするのか、祭りの紹介を常設展で展示する時はショボくならないように、とのこと。役所の展示物は、ショボいことが多い。紹介する対象への愛情や思い入れがあまりない。その点で阿波踊り会館には行ってみたいと思った。2013/11/03

呑司 ゛クリケット“苅岡

1
世界的祭りの五輪の最中に祭りを考えると、日本に30万余りの祭りがある中でコロナを理由に幾ら開催されたのだろうと思いを巡らしてしまう。五穀豊穣、豊漁、家内安全、悪霊退散等々何らかの祈りを持って行われる祭りが拝金主義者に駆逐されてしまうことを危惧してみても、勇気や元気を与えてもらえたなら、良しとするしかないと思った。2021/07/26

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