感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
29
経済発展と共に、カースト制度がかなり崩れてきているということを学んだ。2015/04/25
B.J.
9
●インド人は、倹約家。:ケチである。金持ちであっても無駄なことはしないし、ムダなカネも使わない。新品を売るのが大変。 ●IIT(インド工科大学):IITを落ちたら、MITに行け。→いかに難しいかがわかる。 ●ヒンドゥー教 :ブラフマ創造・ヴィシュヌ維持・シヴァ破壊の三大神。 →ベレナスは、ヒンズー教徒であれば死ぬまでに一度は訪れたいと思い焦がれる聖地(仏教の聖地でもある)。 ●シーク教 :シークとは、「人間は常に努力して向上を目指す神の弟子」ということから。ナーナクを開祖をする宗教。 ・・・本文 2020/02/22
rokubrain
7
インドには、同じ地球上にいるのに我々とは全く別の惑星のように違う法則で動いているかのようなイメージがある。 そんな自分にとって未知のインドへの足掛かりとして。インド人は議論好きで沈黙は死。加算(積み上げ)式な発想で時間は押せ押せになる。日本人の逆算的なスケジュール管理と対照的など。2018/10/31
wei xian tiang
2
祥伝社の名に恥じない駄本。本人が書いているかも疑わしい部分もある。まだまともな既存の雑誌原稿かなんかを核に、あと口述を適当に編集部で起こして本の形にまとめたというところではないか。テルグデサムをマハラシュトラの政党と書いているが、著者ならテルグの意味を知らないわけはない。ダウリーの悪弊を倍加しているのが激増するテレビ放送だとのこと。テレビのもたらす民心荒廃は世界共通であるが、インドでは非常に分かりやすい形でテレビが間接的に女性を虐げ、監禁し、焼き殺している。2014/10/10
くりりんワイン漬け
2
各セクション読み切りという実に素直かつシンプルにまとめているインド実体験本。全てが役に立つわけではないが、知っていて損はない雑学が含まれる。 日本人のように海外へ行き、日本人だけでかたまり、現地の人たちと話をしないものには余り利用価値はないだろう。 そういう人はおそらく日本人同士で食事をするときに立場が上の方がうんちくをたれるときに有効かもしれない。 これを現地のものと何気ない会話の中で自分の理解と実際を比較するために質問形式で彼らと食事をしなかがら話すと面白いことになるだろう。2013/06/19