祥伝社新書<br> 日本史に刻まれた最期の言葉

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祥伝社新書
日本史に刻まれた最期の言葉

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110451
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0295

内容説明

「人は誰でも一生のうちで突然火花が散ることがある。それは生命の燃焼といっていい」(「まえがき」より)。死に臨んで先人たちは何を言い遺したのか―。それを知ることは、その人の人生のすべてを知ることだ。磨かれた一言を口にしたときがその人の最期なのだ、とする著者は、日本史に刻まれた“最期の言葉”を幅広く集め、言葉の重みを考えてきた。血の通った言葉で探る、童門版・日本通史。

目次

第1章 未練を残した最期の言葉(有間皇子;源頼政 ほか)
第2章 武将たちの最期の言葉(太田道潅;毛利元就 ほか)
第3章 天下が治まってからの最期の言葉―政治家・名僧・学者たち(本多正信;由井正雪 ほか)
第4章 戯作者と名君たちの最期の言葉(大田蜀山人;歌川豊春 ほか)

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京都生まれ。長く都庁に勤め、広報室長、企画調整局長などを歴任。後に作家活動に専念する。都庁在職中の経験を踏まえ、組織と人間の関わりを歴史の中に見出していく手法で数多くの小説・評論を書きつづけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Mayu

6
以前読んで面白かった童門冬二さんの本2冊目。こちらは歴史上有名な人物の辞世や、合戦などの人生の節目に詠まれたものなどを集めた本で、歴史が苦手な私としては、名前とか活躍した地方などの情報だけではすぐ忘れてしまいがちですが、その人がどういう性格か、というところと一緒に頭に入れると覚えやすいなーと感心。とても魅力的なエピソードが沢山紹介されていて、特に印象的だったのは毛利家の話かな、と思いますが、他の人々についても必ず良い面と悪い面があって、時勢にうまく乗れた人も何をやっても上手く行かず、失意のうちに亡くな2017/06/30

myama

2
うーん。おいしいどこ取りといえばそうなんだけど、武将のチョイスなり、そのことばのチョイスなりが自分の好きな武将の場合、え、それ!?と思ってしまい、ちょっと納得いかなかったり。いい言葉もあったんだけど、ちょっと100点ではないなあ、と偉そうに思ってしまった。すんません。好みの違いです。2010/03/13

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