内容説明
汽車、列車に思い出のない人はまずいないだろう。仕事に旅行に、四季を問わず私たちは列車にお世話になっている。幼い頃から熱心なレールファンの著者による、昭和、平成の“生きた鉄道史”。
目次
第1章 私の人生体験 素晴らしい鉄道旅行(1975年)
第2章 急行列車讃歌(1986年)
第3章 夜汽車の昭和史(1994年)
第4章 北の流れ星 寝台特急「はくつる」(1965年)
第5章 特急さくら西へ!(1967年)
第6章 北海道かけあし周遊 思い出の路線と旧友を訪ねて(2005年)
第7章 列車愛称の77年
第8章 私の心に生き続ける愛称と列車
著者等紹介
竹島紀元[タケシマトシモト]
1926年生まれ。旧制第五高等学校(現・熊本大学)時代に熊本機関区で技術実習をし、SLのカマ焚きや運転を体験。鉄道ジャーナリストを経て、1965年、(株)鉄道記録社を設立。70年に社名を(株)鉄道ジャーナル社に変更。1980年から海外鉄道視察団の団長として、現在までに三十数回、中国、ロシア、ベトナムなどを取材。現在も『鉄道ジャーナル』『旅と鉄道』の編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bittersweet symphony
1
鉄道ジャーナル編集長による愛称付特急列車にまつわる文書を集めた本です。文章自体や鉄道マニア的な薀蓄にはあまり印象に残るところはありませんでしたが、学生時代に一度、品川発鈍行夜行列車で8時間かけて帰省した経験のある身としてはかつての鹿児島東京間11時間の寝台特急などには惹かれるものがありますね。今の新幹線の愛称が、旧植民地の大陸鉄道の愛称を踏襲したものであることなどは、いろんな意味で興味深い事実です。2006/07/10
讃壽鐵朗
1
昔、汽車に乗った時代を思い出した
くま
0
名列車ばっかり。2008/04/17