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祥伝社新書
龍馬の金策日記―維新の資金をいかにつくったか

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110383
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

目次

第1章 龍馬は浪人中、どうやって食いつないでいたのか(脱藩時に、龍馬はどのくらいお金を持っていたか?;龍馬の借用書 ほか)
第2章 経済的自立への道(薩摩藩の居候になる;日本で初めての株式会社「亀山社中」とは ほか)
第3章 海援隊貧乏記(船の未払い問題が海援隊を生んだ;海援隊とはなんだったのか? ほか)
第4章 龍馬の仰天錬金術(ニセ金製造計画;北海道への夢 ほか)

著者等紹介

竹下倫一[タケシタトモカズ]
1967年、福岡県生まれ。西南学院大学経済学部中退。歴史研究家、フリーライター。大蔵省職員、出版社勤務を経た後、経済、法律、税務関係の著書論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

11
再読。改めて、龍馬という人間の商売力(実績を生む力)は、史実上では低かったと言わざるを得ない。ただ、失敗は付きものだし、組織力のなかった人間が行動力と人脈をつかって、ここまで目に留まることをやったということが、すでに功績と言えるのかもしれない。生き抜いた龍馬が何をしたのか。改めて惜しい人を亡くしたなあ、と黙祷。2016/07/03

えぬ氏もわるよのぉ

10
再読。若いころに借金を踏み倒したらしい話や、使い込みを勝海舟にとりなしてもらった話などは微笑ましい(笑)が、亀山社中や海援隊の金策には相当苦労したらしい。土佐藩の役人にたかったり、紀州藩から強引に賠償金を取ったりしたのはあまり褒められないが、とにかく必死だったのだろう。2021/12/11

maito/まいと

7
少し前の本になるけど、【人間】龍馬の本質に迫る1冊として、龍馬ファンの方に是非読んでもらいたいです。資料解釈に「ん?」なところはあるけれど、虚構を廃した龍馬の中身に迫ってます。こうして読むと、龍馬は実務家というより、アイデア性の高いプロデューサーだったのですね。実現したものは少ないけれど、その独創性は現代の私たちが見習うべき姿勢なのでは?2010/07/25

秋浜立

1
面白かった!現実の龍馬は、今流布している伝説とはいろいろ違うこともあるとしても、でもその現実との格闘の仕方がやっぱりかっこいい。困難だらけなのに、明るくて、決して諦めない。・・・ということが、わかりやすく愛情あふれて描かれてる。2013/09/09

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