ノン・ブック<br> 超常識の方法 - 頭のゴミが取れる数学発想の使い方

ノン・ブック
超常識の方法 - 頭のゴミが取れる数学発想の使い方

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396101930
  • NDC分類 410.4

出版社内容情報

なぜ日本型行動様式が諸外国に理解されないのか。日本にはなぜ、本当の意味での論争がないのか。――数学発想こそ、「日本的常識」を超え、創造力を培う強力な武器。その方法を面白く分かりやすくまとめた名著。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

7
あらゆる出来事を数学的論理で解こうという発想がユニーク。それはさておき著者の宗教観がやや浅薄。著者が説く仏教は小乗仏教であり、大乗仏教の根幹には触れていない。また、日本において死んだことを「成仏した」と別称したことは確かだが、その理由を、死ねば輪廻の法則に支配されなくなるからだと著者は片づける。しかし、それは違うだろう。端的に言えば、坊主が宗教を商売にしたからだ。葬儀に呼ばれて「ひどい死相ですね」などという僧など二度と呼ばれまい。死ねば仏になるというのは、檀家に対する坊主のおべっかである。2019/07/09

羊男

1
★★★1984/08/18

MIRACLE

1
読書ノートをとるために再読。(第4章「科学における『仮定』の意味」)。西欧では個人の主張は仮説にすぎないという前提だから、議論をとおして、新しい主張を生み出していける。ところが、日本では意見が人格に密着していて、意見に対する批判が人格にまで及ぶ。そのため、議論をとおして意見の発展させていくことが難しい(190頁)。2016/03/05

MIRACLE

1
数学の論理的な思考方法について、存在問題、集合論、必要条件・十分条件、仮説の意義、数量の順に、紹介した本。数学的なものの見方を身に付けると、現実が複雑であっても、ずいぶん整理して観察することができる。そこで、本書は数学のオペレーションでなく、数学の論理の紹介をとおして、私たちが物事を創造的(=脱常識)に考える上での、数々のヒントを紹介している(176頁)。2016/02/03

アブストラ

1
「数学を使わない数学の講義」という書名でのちに再刊された。

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