内容説明
―半世紀前、障害当事者からはじまった運動は、人間中心のまちづくりへと大きく転換させた。バリアフリー、ユニバーサルデザインの流れを2020レガシーへつなぐ。福祉のまちづくりを牽引してきた著者による、総括と今後の課題をまとめる!
目次
第1章 「福祉のまちづくり」を生みだしたもの
第2章 福祉のまちづくりの歴史と展開
第3章 バリアフリー法への展開と課題
第4章 いま、改めて問うユニバーサルデザイン
第5章 当事者参加、住民参加の理念と建設プロセス
第6章 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とユニバーサルデザイン
第7章 福祉のまちづくりのこれからのかたち インクルーシブ社会の創造へ
著者等紹介
〓橋儀平[タカハシギヘイ]
1948年生。専門:建築学、バリアフリー/ユニバーサルデザイン。1972年東洋大学工学部建築学科卒業、助手等を経て2003年工学部建築学科教授、2006年東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科教授、2019年東洋大学名誉教授。20代から障害者の生活環境問題にかかわる。1994年ハートビル法建築設計標準ワーキングにかかわり、以後、国・都県等のバリアフリー、ユニバーサルデザイン計画、東京2020オリパラ大会施設整備にかかわる。2009~2013年まで日本福祉のまちづくり学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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