内容説明
二巻で構成し、各巻9校ずつ1990年代を中心として小規模校から大規模校、狭い校地の学校から広い校地の学校まで、また都会と地方のバランスを考え、選択した。図面の構成は、配置図、外構図、各階平面図、普通教室の平面詳細図、矩計図、展開図、体育館の詳細図等を中心とし、その他、家具図、照明器具の配置図等も掲載。平面図には、家具、校具を記入してある。
目次
「大きな子供の家」をイメージした生活再建地の小規模校―三良坂町立灰塚小学校/西宮善幸建築設計事務所
緑豊かな中庭を取り込んだエコミュージアムを目指す小学校―棚倉町立社川小学校/近藤道男建築設計室
幕張新都心に建つ、街に開かれた住居としての小学校―千葉市立打瀬小学校/シーラカンス
筑波研究学園都市の中の伝統技術を生かした木造架構の小学校―つくば市立東小学校/現代計画研究所
多摩ニュータウン内の曲面屋根の重なる小学校―稲城市立長峰小学校/船越徹+ARCOM
市街地の狭い崖地に建つガラス張りの温水プールと体育館の重層化―北区立十条台小学校/船越徹+ARCOM
十和田湖を見下ろす、尺角の秋田杉を使った小規模学校―小坂町立十和田小・中学校/石井和紘建築研究所
保育園を併設した村の人々のアイデンティティの場となる学校―浪合学校(浪合村立浪合小学校・中学校・保育園)/湯沢建築設計研究所
武蔵野に建つ私立の「村」の小学校と「街」の中学校―育英学院サレジオ小・中学校/藤木隆男建築研究所