内容説明
建築・都市をフィールドとする私たちが獲得すべきテーマをくまなく網羅。実践的ブックガイドの決定版。
目次
1 建築家・マニフェスト・評伝
2 20世紀
3 歴史
4 計画・設計・デザイン
5 批評
6 社会・都市
7 アート・文学
著者等紹介
五十嵐太郎[イガラシタロウ]
建築批評家。1967年、パリ(フランス)生まれ。1990年、東京大学工学部建築学科卒業。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学教授。『建築雑誌』編集委員長、ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2008日本館のコミッショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitotoseno
5
ワイもそろそろ建築について明るくならんとなあ、ま、磯崎新とか井上充夫とか、海外で言うたらコルビュジェやコールハースらへんを中心に紹介しといて、あとは周縁的に扱っとるんやろ……そんな軽い気持ちで手に取ったのだが圧倒されてしまった。もちろん磯崎やコールハースといった先駆者を大々的に取り上げているのだが、これまで知らなかった建築家や建築にまつわる問題が網羅的に記されてあり、建築を学ぶって言うのはこういうことか、と呆然とすると同時に、これだけの物は読めないや、しかし、と段々食指が動いてくるのも事実である。2016/04/26
F.Yasuaki
4
「建築・都市ブックガイド21世紀」(五十嵐 太郎、彰国社)を読みました。 工学博士の五十嵐太郎さんが建築関係の文献をまとめた本です。丹下健三さん、隈研吾さん、ル・コルビュジェさん等の本から都市、歴史、デザイン等の角度から建築を学べました。2018/02/15
ami
2
人文寄りのガイドブック。面白い。2017/10/24
Kuliyama
2
読みたい本がたくさんあってわくわくしました。ミステリやコンピューター関連もあって驚きました。これから手に入るか探してみます。2015/04/05
黒鳥
0
ミステリから技術書までを呑み込んでいて、渉猟という語がこんなにふさわしいことはない。圧倒される一冊。2022/08/09