内容説明
ガウディの建築案内。写真・図版を豊富に使っての作品解説とともに、現地調査にもとづいた最新情報―目的地への交通機関、見学上の注意等も詳述され、実際に見学するうえでのゆきとどいた案内書。
目次
バルセロナの建築作品(カサ・ビセンス;グエル別邸のあずまや;グエル邸;テレシア学院;カサ・カルベット;ベリィエスガール;グエル公園;ミラリィエス別邸の門と塀;カサ・バリィヨ;カサ・ミラ;サグラダ・フアミリア付属学校;サグラダ・ファミリア贖罪聖堂;コロニア・グエル地下聖堂)
バルセロナ以外の建築作品(別荘エル・カプリチョ;アストルガの司教館;カサ・フェルナンデス・アンドレーヌ;パルマ大聖堂の修復)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
338
著者も翻訳者も、共に建築家。本書が他の類書と一線を画するのは、観光的な視点からでもなく、また美術(美術史)的な観点からでもなく、建築家の眼を通してみたガウディが語られていることである。写真も多い(残念ながらほとんどはモノクローム)上に切り取り方も少し違っているし、さらには平面図や立面図が付されている。また、ガウディ建築と装飾等がきわめて網羅的に紹介されているのもありがたい。なお、個々の建築物の解説は専門的な見地から意味づけがなされており、このあたりにも本書の特徴がよく表れている。2018/12/24
takao
2
ふむ2021/05/24