内容説明
「機能主義から構造主義へ」時代をトレースすることで新たな発見と創造が見えてくる。ぼくらの時代を発掘する。「本書に掲載された60年代の都市関係の言説は、著者の“果たし得ざりし志”の足跡である」。
目次
1 内部機能と外部機能
2 機能と構造
3 日本列島の将来像
4 東京計画‐一九六〇―その構造改革の提案
5 空間都市と人工土地―都市・交通・建築の有機的統一
6 現代都市と人間性―現代都市における人間性豊かな空間秩序の回復
7 設計の経験
著者等紹介
丹下健三[タンゲケンゾウ]
1913年大阪府生まれ。1935年東京帝国大学(現・東京大学)工学部建築科卒業後、前川國男建築事務所に入所。1942年大東亜建設記念営造計画設計競技に1等入選。1949年東京大学大学院を修了後、同大学建築科助教授に就任。1951年CIAMに招かれ、ロンドンで広島計画を発表。1961年丹下健三・都市・建築設計研究所を設立。1963年東京大学工学部都市工学科教授に就任(1974年まで、その後名誉教授)、フランス建築アカデミーゴールドメダル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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