内容説明
本書は、パースペクティブ(透視図)の基本な考え方とテクニックおよびそれらをふまえた上での実践テクニックについて書かれたものである。対象者は、初めてパースペクティブを学ぼうとする者、とくに建築、インテリアの学生であるが、作図プロセスをできるだけ多く載せることで、初学者にわかりやすいものとなっている。また自習用として初めてパースを勉強しようとする者に対しても、できるだけわかりやすく、なおかつ実践的に修得できるよう、構成されている。
目次
第1章 透視図の基本(透視図とはなんだろう?;消点について;足線法、D点法、M点法について;透視図、6つの原理;実長をどこでとる;分割のテクニック;増殖のテクニック;円の描き方;透視図基本用語)
第2章 まず足線法をマスターしよう(足線法の考え方;1消点で描く―CVを消点として描く;2消点で描く;3消点で描く)
第3章 D点とCVを使ってD点法に挑戦(D点法の考え方;D点法で描く)
第4章 MLで測るM点法(M点法の考え方;M点法で描く)
著者等紹介
大脇賢次[オオワキケンジ]
建築家。明治大学工学部建築学科卒業。1983年、イタリアの建築と都市の研究のためイタリア留学。1984年一級建築士事務所大脇建築設計事務所を設立。主な作品に「西日暮里の家」「下馬の家」「太子堂の家」「曙町複合商業ビル」「東金町の集合住宅」「彫刻家のアトリエ」「瀬田オフィスビル・集合住宅プロジェクト」などがある。現在、環境・景観・街並みとしての建築をテーマとして設計活動を展開する。日本建築学会会員
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