出版社内容情報
戦後から今日に至る半世紀余の間には、日本における建築構造技術のめざましい発展の歴史が刻まれています。本書は、その流れの中でエポックを画してきた建築100作品を選び、竣工年代順に収録しています。各作品は、それぞれの技術的達成の特徴を表す副題ならびにキーワードの下、建築概要、建築計画、構造設計、施工概要、参考文献などについて、写真・図版を交えながらグラフィックに表現されています。
戦後日本の建築構造技術発展史を、具体的な実例や、資料として付された構造技術年表などを通して学べるとともに、充実した索引によってことあるごとに参照できる構造技術資料の辞典ともなっています。建築構造技術者はもとより建築設計者の参考資料として、また大学・高専の教材として、広くご活用いただける類例のない画期的な書籍です。
内容説明
構造技術「発展」の集大成!作品で綴る初の「構造技術史」。
目次
戦後~1959(都営高輪アパート;リーダーズダイジェスト東京支社 ほか)
1960~1969(群馬音楽センター;新発田市立厚生年金体育館(現新発田市産業会館) ほか)
1970~1979(帝国ホテル本館;EXPO’70お祭り広場大屋根 ほか)
1980~1989(サンシティG棟;八千代台ユニチカ式免震住宅 ほか)
1990~1994(日本電気本社ビル;秋田県立中央公園屋根付きグラウンド あきたスカイドーム ほか)
1995~現在(神戸メリケンパークオリエンタルホテル;DNタワー21(第一・農中ビル) ほか)