内容説明
どうしたら自分が求める食生活に適合したキッチンをつくることができるのでしょうか。それを述べたのが本書です。キッチンと並んで収納をテーマにしたのは、この二つの要素が、家として形づくられた空間のなかで、展開される具体的な生活の要素として最重要課題と考えたからです。したがって、この解説としては、常に具体的な生活のなかで、という視点に基づいています。まったく同じ人間というのは存在しません。本書のなかから、自分の生活を考えたら、これがよい、というものを掴みとっていただきたいと思います。
目次
序章 住まいを考えるうえで―居住空間に「生活」を容れる手立て
第1章 暮らし―自分の暮らしを点検する
第2章 食べる―楽しくつくって、おいしく食べる
第3章 しまう―美しく住むために物をしまう
第4章 まるごと一軒・アイデアキッチンと収納―家全体の中で眺めてみる実例9題