内容説明
イタリア全土をくまなく回った著者が路地と広場の特性や形態を分析したあと60のまちを紀行風にまとめ撮り下ろし写真と鮮明な図版で紹介する。上巻では南から北へ24都市を下巻では中部から北へ36都市を掲載している。イタリア通の学者や芸術家、建築家、都市計画家だけでなく旅好きの人、料理好きの人、造形デザインを学ぶ学生、歴史に興味のある人、町おこしを考えている市民や行政マン、その他多くの人々を魅了するにちがいない。
目次
第1章 イタリアの路地と広場を考察する
第2章 イタリアの路地と広場の形態
第3章 イタリアの路地と広場(シチリア州;カラブリア州;バズィリカータ州;プーリア州)
著者等紹介
竹内裕二[タケウチユウジ]
1943年生まれ。早稲田大学卒業、ローマ大学建築学部修了。1989年度日本政府文化庁派遣芸術家在外研修員。現在:建築家、(株)竹内裕二建築設計事務所主宰。法政大学工学部建築学科非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヤクーツクのハチコ
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建築学ベースの旅行本?南イタリアの田舎はおもしろそうだ。マテーラ行きたいな2013/03/04
ishiwatari_t
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1章でイタリアの「気持ちのよい路地」「気持ちのよい広場」にみられる良いところを述べ、2章は「路地・広場の形態」をそれぞれ10タイプに分類している。最初に結論を全部提示してもらえる構成がちょっと面白いし、わかりやすい考察だった。そして3章からイタリア各地域の路地と広場の紹介が始まる(上巻は南地域)。文章に対して写真と地図がたくさん載っていて、街を見ながら読み進められた。2019/10/26