出版社内容情報
ドビュッシーのピアノ曲を厳選。作品の文化的背景と奏法とを流麗に紹介する多角的レッスン。自分だけの演奏を実現するために。
内容説明
作品に込められた意味、楽譜からのインスピレーションを、“ピアノの音”にするために。19世紀末の美意識、作曲家が愛した絵画、文学、人など、作品の文化的背景を紹介し、その演奏技法を詳しく解説。自分で自分の解釈を選びとるための多角的レッスン。
目次
アラベスク第1番
アラベスク第2番
「映像」第1集より(水の反映;運動)
小さな黒人
忘れられた映像
「前奏曲集」第1巻より(デルフの舞い姫たち;帆;亜麻色の髪の乙女;沈める寺;ミンストレル)
「子供の領分」より(雪は踊っている;ゴリウォーグのケーク・ウォーク)
タッチと音色のいろいろ
指先から感じるドビュッシー
耳と足先で感じるドビュッシー
タイトルの意味を間違いなくとらえよう
著者等紹介
青柳いづみこ[アオヤギイズミコ]
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。マルセイユ音楽院首席卒業。1980年東京デビュー。83年から東京芸術大学大学院博士課程で学び、89年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』のより学術博士号。90年、平成2年度文化庁芸術祭賞。リリースした7枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となり、『ドビュッシーの時間』(カメラータ)はレコード・アカデミー賞にノミネートされる。著書に『翼のはえた指』(白水社、第9回吉田秀和賞、ミュージック・ペンクラブ賞)、『青柳瑞穂の生涯』(平凡社、日本エッセイスト・クラブ賞)、などがある。JMLセミナー入野義朗音楽研究所にて「フランス音楽の解釈と演奏法」開講。大阪音楽大学教授。日本ショパン協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Wataru Hoshii
雪空
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やま