黄昏の調べ―現代音楽の行方

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  • サイズ B6判/ページ数 272,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393932049
  • NDC分類 762.06
  • Cコード C0073

出版社内容情報

現代音楽はなぜ嫌われるのか。作曲・演奏・聴取の視座から切り込む20世紀音楽。変転する音楽創造の系譜と現代における新しい展開。現代音楽はなぜ嫌われるのか。作曲・演奏・聴取の視座から綿密に切り込む二〇世紀音楽の光芒。進化・変転する音楽創造の系譜と現代における新しい展開の意味とその行方を探る尖鋭な批評精神。
作曲家や評論家がどんなに理論武装しようとも、現代音楽のいかんともしがたい不人気・非大衆性は歴然とした事実のように見える。現代にあって、果たして新しい音楽創造は可能か? そもそもそうした新音楽が必要とされるのか? いわば新作無用論が跋扈するならほかにどんな道があるのか?…現代音楽の膨大な作品を渉猟してきた著者ならではの、大胆にして刺激的、かつ愛と憎しみの「二〇世紀音楽」論。

大久保 賢[オオクボ ケン]
1966年、金沢市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、名古屋芸術大学、京都市立芸術大学非常勤講師。共著に『ピアノを弾く身体』、訳書に『シャンドールピアノ教本』(共訳)、ジム・サムスン『ショパン 孤高の創造者』(いずれも春秋社)、論文に「音楽作品ゲーム論」、「池内友次郎の和声法教科書を読む」、「演奏のマネジメント試論」等がある。

内容説明

作曲・演奏・聴取…多角的視点から考察する20世紀音楽の光芒。変転する音楽創造の系譜を解析しつつ、現代における新しい展開の意味とその行方を探る。現代音楽はなぜ嫌われる?

目次

第1章 芸術の精神からの「現代音楽」の誕生 現代音楽とは何か
第2章 昨日から今日へ 現代音楽の興亡1―第二次大戦まで
第3章 ファウストゥス博士の仕事場 現代音楽の詩学
第4章 すばらしき新世界 現代音楽の興亡2―戦後~六〇年代まで
第5章 聴けるものと聴けないもの 現代音楽の感性学
第6章 宴のあと 現代音楽の興亡3―七〇年代~世紀末まで
第7章 非人間的な、あまりに非人間的な 現代音楽演奏の現象学
第8章 芸術の些か耐えられない重さ 現代音楽の行方

著者等紹介

大久保賢[オオクボケン]
1966年、金沢市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、名古屋芸術大学、京都市立芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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futomi

4
第二次世界大戦後、それまでの伝統美に戻れなくなった作曲家たちの、新しい芸術、独創的な音楽を生み出そうとした作曲家たちの道筋をたどる。特に1970年以降の「現代音楽」の状況を憂い、これからの「現代の音楽」が向かう道筋を提案する。 「独創性の呪縛」の項は少し耳が痛いし、音楽会を企画などをしている者として教わることは多い。2016/09/03

Decoy

4
「二〇世紀の西洋芸術音楽の中で何よりも『新しさ』を積極的に追求した音楽」の誕生→興隆→衰亡の歴史を、作る側・聴く側・演奏する側の3面からたどり、「なぜ嫌われるのか?」「これからどうすればいいのか?」を問う良書。端々に現代音楽への“愛”がにじみ出てしまっていて、好感が持てる。著者の、今正に作品を発表している若い作曲家たちへの評価を聞いてみたい。2016/06/07

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