ツェルニー ピアノ演奏の基礎

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  • サイズ B5判/ページ数 201p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784393931929
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

内容説明

ピアノを習った人なら誰でも経験する、たくさんの練習曲集。その作者ツェルニーが、懇切丁寧、かつ、実に音楽的な、ピアノ奏法入門書を書いていた。原書の刊行は1839年。ベートーヴェンの弟子、リストの師匠であったツェルニーの書いたこの本は、古典派からロマン派への音楽の大転換期に、どのような演奏が美しく価値あるものとされていたかを伝えてくれる、貴重な資料である。非常に実践的・具体的に、各種の演奏法が解説されている。現代のピアニストたちが忘れかけている、表現の基礎を思い出させてくれるだろう。

目次

フォルテ(f)からピアノ(p)まで
レガートとスタッカートのあらゆる段階について
テンポの変化
シンプルな歌の演奏
ブリリアントなパッセージの表現
ペダルの使い方
メルツェルのメトロノームについて
楽曲にふさわしい正しいテンポ
ブリリアントな演奏
情熱的ないし性格的な作品の演奏〔ほか〕

著者等紹介

ツェルニー,カール[ツェルニー,カール][Czerny,Carl]
19世紀ドイツのピアニスト、ピアノ教育者(1791‐1857)。『ツェルニー30番』『40番』など多数の練習曲集で有名。ベートーヴェンの弟子であり、古典派からロマン派への大きな転換期に、新時代のピアノの作曲法や演奏・教育法を確立する重要な役割を果たした

岡田暁生[オカダアケオ]
1960年生まれ。大阪大学大学院博士課程退学。ミュンヘン大学およびフライブルク大学で音楽学を学ぶ。現在、京都大学人文科学研究所准教授。文学博士。著書に『“バラの騎士”の夢』(春秋社、1997)、『オペラの運命』(中公新書、2001、サントリー学芸賞)。『ピアニストになりたい!』(春秋社、2008、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『音楽の聴き方』(中公新書、2009、吉田秀和賞)、など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかっち

1
何でこの本の存在に気づかんかったんやろー。2014/07/31

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