出版社内容情報
仏教の主要な修行法である瞑想にとって呼吸法は必須であり,言うまでもなくお釈迦様はその達人であった。現代に有効なそのメカニズムを西洋医学の立場から解明・再現する。
内容説明
良い呼吸、すばらしい呼吸は心身を爽快にし、人生を明るくする。古代インド伝来の瞑想システムを現代西洋医学の視点から読み解く。
目次
第1部 釈尊と呼吸(呼吸と人生;釈尊の苦行と悟りの道;息は止めるな ほか)
第2部 大安般守意経に学ぶ(アナパーナ・サチと修証;出息長・入息短;数息の進展 ほか)
第3部 現代に甦るアナパーナ・サチ(吸う息は鼻から;腹式呼吸と丹田呼吸との違い;釈尊の長息と短息について ほか)
著者等紹介
村木弘昌[ムラキヒロマサ]
明治45年、静岡県に生まれる。昭和11年、東京医科歯科大学卒業。昭和21年、慶応大学医学医専部卒業。昭和34年、東京大学より医学博士を授与さる。昭和18年、社団法人調和道協会会員となり、同35年、道祖藤田霊斎先生の後を嗣ぎ第二代会長となる。平成3年3月、逝去
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感想・レビュー
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masa
1
医学博士が呼吸法を中心に仏法を教えてくれる本。 呼吸がもたらす精神的、肉体的効果には目を向ける必要がある。 明日からアナパーナ・サチを実践と。2021/09/04
しょ~や
1
具体的な呼吸について書かれており、手軽に自分で試しながら読めた。この呼吸を続けていれば、大きな変化が得られるのだろうか。実践できるからこそ、今後の変化まで含めて楽しみな一冊でした。2014/05/30
kera1019
1
「大安般守意経」に出てくるアナパーナ•サチという呼吸法の実践と効果を経典に沿って書いてあるけど正直、よう分からんかった…2013/05/07