大酋長フィリップ王―消されたアメリカ・インディアン

大酋長フィリップ王―消されたアメリカ・インディアン

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  • サイズ B6判/ページ数 279,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784393486016
  • NDC分類 253.03
  • Cコード C0022

内容説明

1621年、新大陸に移住した白人たちとの劇的な出会いから、「フィリップ王戦争」に敗れるまでのインディアンたちの〈土地〉と〈勇気〉を賭けた戦跡を克明に再現。歴史から抹殺されたワンパノアグ族最後の酋長フィリップ王の悲運の跡をたどる感動のドラマ。

目次

第1章 フィリップ王戦争の謎
第2章 メイフラワー号上陸
第3章 誤解
第4章 ニュー・イングランドは誰のものか?
第5章 戦争か従属か
第6章 フィリップの決意
第7章 開戦
第8章 フィリップの急襲
第9章 幻に怯える開拓民
第10章 大湿地帯の戦闘
第11章 インディアン王の最期
第12章 終結

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

1
アメリカ建国以前、まだイギリスからの入植地しか無かった時代に起きた、イギリス人入植者とインディアンとの戦争があった。それまで、曲がりなりにも共存していた両者の関係が、その戦争を境に決定的に変わる。インディアン側の記録が皆無なので、彼らの主張はわからない。只、今の視点からふり返ると、遅かれ早かれ戦争は起きただろう。でも、戦いの後、降伏してきたインディアンの戦士と、敵であるイギリス軍人との一夜の交歓はいい話だ。偶々知ったフィリップ王を、丹念にフィールドワークで追跡した著者の足取りも、紀行文として楽しめる。2010/02/20

てり

0
1675年フィリップ王戦争を起こしたワンパノアグ族のインディアン、メタコムの足跡を丁寧にたどる。彼の終焉の地ホープ山を訪れた際のエピソードが素敵。著者のフィリップへの愛が感じられる。2022/05/27

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