幸福否定の構造

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  • サイズ B6判/ページ数 301,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393361184
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

内容説明

「うれしいこと」の否定が心身症・精神病の原因となる。30年に及ぶ豊富な臨床経験から、人間の心の奥底に秘められた驚くべき仕組みを明らかにする。現行の人間観を覆す異色の理論。

目次

第1章 無意識から見た人間像
第2章 徒弟時代
第3章 反応を追いかける
第4章 抵抗の発見
第5章 知識と実感の間―一般に見られる抵抗
第6章 孤立妄想
第7章 隠された前提
第8章 共同妄想とその裏面

著者等紹介

笠原敏雄[カサハラトシオ]
1947年生まれ。70年、早稲田大学第一文学部心理学科卒業。永野八王子病院を経て、北海道小樽市の医療法人北仁会石橋病院にて、小坂療法による精神分裂病の心理療法を5年ほど続け、78年より、東京都大田区の医療法人松井病院で、独自の方法を開発しつつ、主として心身症の心理療法に従事。96年4月、東京都品川区に“心の研究室”開設、現在に至る
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感想・レビュー

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namunamuナムちゃん

0
そんなはずはない。 私なんかにそんなことは起こりえない。 あぁやっぱりね。 そうやって自己否定すると人は安心してしまう。 統合失調症の人が何で自分のトラウマを話し始めたらなぜ改善に向かうのか? その事例が興味深い。しかしいやらしい再発とやらが発生すると大変という事例がまた興味深い。 とにかく、否定しないとやっていけないとなってしまうと、これはなかなか難しい。2017/08/16

井上智華

0
幸福否定という論理の科学的な正しさについては知識が足りなくてなにも言えないけど、経験的に妙に納得がいったし、多分、そう感じる人も少なくはないと思う。幸福否定という論理自体に興味があるか、なぜかいつも自分は不幸でどうしたらいいかわからない人はちょっと読んでみてもいいかもしれない。2010/06/15

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