内容説明
いじめ、リストカット、自殺未遂、プレカリアート、イラク戦争、死刑制度、「空気を読め」の大合唱…。どっちを向いても生きづらい今、希望はどこにあるのだろう?「傍観者なんかでいられない!」と立ち上がった7人が声嗄れるまで語り合った、明日へのヒント。
目次
1 死にたいあなたに(月乃光司×雨宮処凛)(働くことの困難;メンヘル系に立ちはだかる就職の壁 ほか)
2 いじめの真実(暗器使い×雨宮処凛)(SOSが届かない;いじめは終らない「現在進行形」 ほか)
3 プレカリアートの展望(松本哉×三浦展×雨宮処凛)(鬱屈を「よさこい」で発散?;「個性派」はお呼びでない!? ほか)
4 それでも戦場に行きたいか?(高遠菜穂子×雨宮処凛)(最初からやりたいことが見えていた;自立支援の基盤をつくる ほか)
5 当事者性とは何か?(森達也×雨宮処凛)(弱者を食い物にするビジネス;時代にも格差がある ほか)
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年生まれ。幼少期からいじめを受け、10代をリストカットと家出、ヴィジュアル系バンドの追っかけに使い果たす。21歳で右翼団体入会。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」でボーカルとして活躍。1999年、その活動がドキュメント映画『新しい神様』(土屋豊監督)になる。2000年、自伝『生き地獄天国』(ちくま文庫)で作家デビュー。右翼団体は同時期脱退。執筆活動に専念しながらも、北朝鮮、イラクへと渡航を繰り返す。「生きづらさ」「自殺」「戦場」を主にテーマとした小説、エッセイ多数。現在は新自由主義のなか、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組む。2007年、『生きさせろ!―難民化する若者たち』(太田出版)がJCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。「反貧困ネットワーク」副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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るりこ
yori
37
daiyuuki
しゅんぺい(笑)