モンテーニュとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 170,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332702
  • NDC分類 954
  • Cコード C0036

内容説明

生きる意味を模索し、さまざまな問題に立ち向かう現代人へ。生きるための知の方法。

目次

1 想い、記し、語る
2 仲間たちとの交流
3 生きていく場
4 未知の世界へ
5 感知のはたらくさま
6 世にあることの実感
7 人間の尊厳を想う

著者等紹介

荒木昭太郎[アラキショウタロウ]
1930年横浜市に生まれる。1948年第一高等学校に入学。1953年東京大学文学部フランス文学科を卒業。1953~58年東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程に在学。1958~94年東京藝術大学音楽学部にフランス語担当非常勤講師として断続的に勤務。1960~62年フランス政府留学生としてパリ大学に入学。1963~91年東京大学教養学部にフランス語フランス文学担当として在職。1972~74年文部省在外研究員としてパリに滞在。1991~2001年東洋英和女学院大学社会科学部教授。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

2
・・ローマ 私は古代ローマの人々の家々や街路のあったところや深く埋まった廃墟を何度訪れても、そこで想いにひたり時を過ごさずにはいられない。・・ここで見るものは遺跡でも廃墟でもなく、墳墓だ。しかしこれは運命のしわざであり、そのようにしてこの都を後世のわれわれに思い知らせようとしている。・・・ これはまさに、流れる時のはたらきと人間たちのいとなみの結びつきを実感するものです。・・・ローマではだれもが自分の国にいるような気分になる・・・2007/07/31

メルセ・ひすい

1
9. 13 ★5  1533.02.28 仏 西南部 ペリゴール地方・現ドルドーニュ県 領主の子 ★1500年代の仏文化とエセー必読! エセー⇒エッセイ⇒随想録 分野の源となったもの。 生きる意味を模索し、さまざまな問題に立ち向かう現代人へ向けて、「エセー」から引用した鮮やかな主張や表現を出発点に、モンテーニュの生きたさまを考察。空間と時間を越えて、先人のいとなみとの交流をはかる。2007/07/21

荏苒 byn

0
エセーをベースにして、月刊冊子に書いたエセー。著者の過去のエセー関連の思い出話も入る。印象としては、薄かった。 モンテーニュ論としては、  ツヴァイク全集〈8〉三人の巨匠 (1974年)が同じユダヤ人が書いて秀逸。2018/03/21

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