いのちの始まりの生命倫理―受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332474
  • NDC分類 461
  • Cコード C0036

内容説明

医療技術の急速な発達により、人類はいま新たな局面に達している。七年間、国の生命倫理の審議に関わった立場から入り組んだ議論を解きほぐし、問題点を整理する必読の書。

目次

第1部 対案・ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方(ヒト受精胚;特定胚 ほか)
第2部 何が争点だったのか(人間の胚を利用することの是非―二〇〇二年三月、生命倫理専門調査会の審議の中で;先端生命科学の倫理をどう論じるか―二〇〇三年一二月、中間報告をうけて ほか)
第3部 ヒト胚の研究・利用をめぐる討議の経緯(生命倫理委員会とヒト胚審議の始まり;クローン技術規制法の問題点 ほか)
第4部 資料集(「ヒト胚の取扱い」をめぐる審議・関連略年表;生命倫理専門調査会発足当初の配布資料(抄) ほか)

著者等紹介

島薗進[シマゾノススム]
1948年生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科教授。宗教学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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