老いの手前にたって

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393331996
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

老いることへのおびえ,要介護者になる不安,いのちの折り返し点を通過しようとしている〈いま〉を,どのように受けとめればいいのか。向老期へ踏み出す人たちのために。

目次

第1章 これからの十年(ぼくたちの老人問題;あと十八年か、という感懐;往きと還りのいのちの二重性)
第2章 開かれた家族へ(義母の突然の死;施設と家族と地域;六十歳「人工高齢出産」の衝撃)
第3章 「死にたくない」という想い(男性より女性が長寿なわけ;老いの究極のケア;老いのイノセンス;自分が自分を受けとめるということ)
第4章 フリーター宣言(企業に残るも一人でやるも、リスクは同じ;中年問題とは男性の問題;定年後のフリーター宣言)

著者等紹介

芹沢俊介[セリザワシュンスケ]
評論家。1942年東京都に生まれる。上智大学経済学部卒業

米沢慧[ヨネザワケイ]
評論家。1942年島根県に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。少子高齢社会の家族像を模索する「ファミリー・トライアングルの会」や「AKIHIKOゼミ」他を主宰。近年は看護・医療、生命を考える自主ゼミにも積極的に取り組む
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