母という暴力

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393331927
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

子供の虐待の主役は多くの場合,母である。ビートたけし,鶴見俊輔らの子供時代を追跡し,教育する母がいかに暴力的なものであったかを解明。頻発する虐待事件の核心に迫る。

内容説明

なぜ大人は「しつけ(教育)」という名においてなら、子どもが暴力を受けることを肯定するのか。子どもをあるがままに受けとめる母性の不在こそ、相つぐ虐待死事件の本質である。

目次

1章 母は暴力と無縁ではない―しつけと愛情は両立しない
2章 母という権力者―教育する母の誕生
3章 母の二つの顔―母性の表出を妨げるもの―母性的と権力的。どちらが根源的か
4章 事例研究―「ある」をつくるための条件
付論 北野武と鶴見俊輔―母は自分以上の自分である

著者等紹介

芹沢俊介[セリザワシュンスケ]
1942年東京に生れる。1965年上智大学経済学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひなた*ぼっこ

0
母親の書棚より拝借。2016/02/13

seek

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子供を丸ごと(whole)受け入れるか、成績などの位置づけなどで、条件付きで受け入れるか(total)の違いが興味深かった。子供をたたく親が半数以上という調査にも驚く。2013/02/21

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