出版社内容情報
交錯する愛の宇宙。言語理解の謎。神々と音楽のふしぎな関係。ジジェク,クリプキなど現代思想の巨人の論理を独創的に止揚して展開する大澤社会学のめくるめく万華鏡世界。
内容説明
交錯する愛の宇宙。言語理解の謎。神々と音楽のふしぎな関係。民主制を空洞化するメディア。ジジェク、レヴィナス、ルーマン、クリプキなど、現代思想の巨人たちの論理を独創的に止揚し展開する大沢社会学のめくるめく万華鏡世界。
目次
第1章 恋愛の不可能性について―愛すること・と・信じること
第2章 言語理解の本性を求めて
第3章 言語と貨幣の間を往復する
第4章 貨幣における他者性
第5章 待つことと待たれること
第6章 美を完結させる乱調―数学と社会学
第7章 表現の禁止を経由する表現
第8章 逆説の合理性―意味の秩序=順序・と・他者の効果
第9章 コミュニケーションに未来はあるか―多重化するメディアを考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WK
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なんか話がよく飛ぶなぁと思ったら、論文集だった(笑)2015/10/05
人生ボゴソート
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これじゃなくって新書?のやつを読みました。 あんまりこういうの読まないからわからないけど、表題に関係ある話は2/5くらいだった気がする。人間関係論としては、面白い部分もあったけど、素人が手を出す本じゃないや。 ちなみに読んだきっかけは、ベネッセ高校講座?あたりで推薦されてたことです。2012/08/01
うぇるだん
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他者だからこそ愛するのだが、他者であるから交われない。これをアカデミックの立場で説明するとどうなるか、知りたい人は是非どうぞ。ただ、一筋縄ではいかないし、そもそもこれは「恋愛」の本ではないので要注意。2012/08/07