「見た目」が気になる!症候群(シンドローム)―他人にどう思われるか、とても気になる心から自由になれる本

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391141528
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

出版社内容情報

10代、20代の若者を中心に、「自分が他人にどう思われるかが気になってしかたがない」人たちが激増しており、「見た目」が時代のキーワードになっています。“つまらない人”“おもしろくない人”“空気の読めない人”……と呼ばれたくない、嫌われたくない――その思いが強すぎで、人前で本来の自分とは違うキャラを演じたり、必死にメールの返信をしたり、ダイエットに励んだり。そんな不安にさいなまれる人たちを『「見た目」が気になる!症候群』として、その心理の深層に潜む“プチ・トラウマ”の存在を暴き、自分らしく、のびのびと生きるためのアドバイスをする本です。

《本書の項目タイトルより》

・体型やスタイルの願望は「もっと、もっと」ときりがない
・会話上手になろうという思いが強すぎるほど、会話が下手になる
・携帯メールの、「即、返信」呪縛にとらわれていないか?
・「キャラ」を気にし始めると自分を見失う
・「友だちが少ないと思われたくない」心理が、真の友人との出会いを遠ざける
・饒舌に会話できることは、コミュニケーション能力の高さを意味しない
・恋人は、「もてる私」を証明するためにいるのではない
・「見た目」を気にしていないふりをする人も実は「見た目」 にとらわれている
・「見た目がよくなれば自信がつく」は嘘
・「自信さえつけば」と思うと、ますます自信がなくなる
・「自分の好きなところを見つけよう!」のワナ
――etc.

内容説明

「やせなければ美しくなれない」「嫌われない“キャラ”を演じる」「友人が少ない人、つまらない人と思われたくない」「メールには“即・返信”しなければ」…etc.現代人の心を縛る“プチ・トラウマ”の正体と、その克服法がわかる。素敵なアドバイスがいっぱいの本。

目次

第1章 こんなに気になるいろいろな形の「見た目」
第2章 「見た目」について知っておきたい「本当のこと」
第3章 「自信」について知っておきたい「本当のこと」
第4章 「見た目」を気にする病気と、その治療からわかること
第5章 「見た目」を手放すために、「相手の事情」を考えるという視点を持とう
第6章 「見た目」との楽しいつきあい方を覚えよう
第7章 「つながり」によって「見た目が気になる心」を手放そう
第8章 「見た目」が気になる心を手放して、人生を広げよう

著者等紹介

水島広子[ミズシマヒロコ]
慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。日本における対人関係療法の第一人者。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

左端の美人

17
「見た目がよくなれば自信がつくは嘘」、、え?!嘘なのーー( ´△`)何故ならば自信は身につけるものではなく、瞬間瞬間に感じるものだから。そして、「見た目が気になる心」を手放すためのキーワードは「つながり」。つながる先は【相手】【自分】そして【現在】。今までのパターンから変えるためにこの本の考え方を取り入れたいです。再読します!2016/05/15

左端の美人

15
さっそく再読しました! 生き辛さを解消したくて、人からどう見られるかを気にして気にして気にしてきたのに大人になりそれが生き辛さを作っていたのかもしれません。自分の感じ方が人と違うと動揺し人の感じ方に合わせるという作業をしてきたように思います。自分の感じ方を信じ、他人の感じ方を認める。評価を下してくる相手には「なんらかの事情があるのだな」と冷静になればいい。今の自分を肯定するという土台の上に、次の成長がある。自分の心地よさを大切にしたいです。水島さんらしいさわやかな一冊でした。2016/05/17

西嶋

13
特に「人からどう思われるかを気にしても、対人関係能力は磨けない」という章の内容は、対人関係に悩む人にとって、とても重要な基本姿勢ではないかと思った。2015/11/22

西嶋

6
他者の目・評価への怖れを手放し、自身の素直な気持ちや真のコミュニケーション、「今」という瞬間を大切に生きること等を、懇切丁寧に解説する良書。2015/05/09

ココアにんにく

5
「他人の評価≠客観的事実」相手の主観的な評価をいちいち気にしていてはしんどいですね。プチトラウマによってつくられた「頭の中の相手」にどう思われるか~身に覚えがあります。他人にどう思われるかを過剰に意識する事はあります。主観的で一時的な評価は相手側の問題。同じモノを見てもその時で評価が変わることがよくあります。「自信をつける」ではなく「リアルな人間関係」。読んでいて心が軽くなる一冊でした。2017/09/16

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