出版社内容情報
10代、20代の若者を中心に、「自分が他人にどう思われるかが気になってしかたがない」人たちが激増しており、「見た目」が時代のキーワードになっています。“つまらない人”“おもしろくない人”“空気の読めない人”……と呼ばれたくない、嫌われたくない――その思いが強すぎで、人前で本来の自分とは違うキャラを演じたり、必死にメールの返信をしたり、ダイエットに励んだり。そんな不安にさいなまれる人たちを『「見た目」が気になる!症候群』として、その心理の深層に潜む“プチ・トラウマ”の存在を暴き、自分らしく、のびのびと生きるためのアドバイスをする本です。
《本書の項目タイトルより》
・体型やスタイルの願望は「もっと、もっと」ときりがない
・会話上手になろうという思いが強すぎるほど、会話が下手になる
・携帯メールの、「即、返信」呪縛にとらわれていないか?
・「キャラ」を気にし始めると自分を見失う
・「友だちが少ないと思われたくない」心理が、真の友人との出会いを遠ざける
・饒舌に会話できることは、コミュニケーション能力の高さを意味しない
・恋人は、「もてる私」を証明するためにいるのではない
・「見た目」を気にしていないふりをする人も実は「見た目」 にとらわれている
・「見た目がよくなれば自信がつく」は嘘
・「自信さえつけば」と思うと、ますます自信がなくなる
・「自分の好きなところを見つけよう!」のワナ
――etc.
内容説明
「やせなければ美しくなれない」「嫌われない“キャラ”を演じる」「友人が少ない人、つまらない人と思われたくない」「メールには“即・返信”しなければ」…etc.現代人の心を縛る“プチ・トラウマ”の正体と、その克服法がわかる。素敵なアドバイスがいっぱいの本。
目次
第1章 こんなに気になるいろいろな形の「見た目」
第2章 「見た目」について知っておきたい「本当のこと」
第3章 「自信」について知っておきたい「本当のこと」
第4章 「見た目」を気にする病気と、その治療からわかること
第5章 「見た目」を手放すために、「相手の事情」を考えるという視点を持とう
第6章 「見た目」との楽しいつきあい方を覚えよう
第7章 「つながり」によって「見た目が気になる心」を手放そう
第8章 「見た目」が気になる心を手放して、人生を広げよう
著者等紹介
水島広子[ミズシマヒロコ]
慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。日本における対人関係療法の第一人者。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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左端の美人
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西嶋
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ココアにんにく