内容説明
衛星放送(BS)の受信世帯が1000万を超え、通信衛星(CS)利用の計画も具体化しつつある。アナログ方式から、画像情報の圧縮で多チャンネルを実現するデジタル化への流れも加わり、放送メディアの動きが急となってきた。メディア王マードックの資本参入など、目の離せない日本のメディア地図の地殻変動を、キー局はもとよりローカル局、新局などの中枢に取材、マルチメディアとソフトの時代に到来するはずの、劇的変化のきざしをレポート。
目次
生き残りに向けて
地殻変動
新局をめぐるサバイバル
メッセージ都市のその後
北方圏の新時代
冬季五輪への攻防
中核都市の試行錯誤
アジアへの胎動
四国二都物語
地上波大変動
東京化からの脱却