出版社内容情報
小川 光輝[オガワ ミツテル]
著・文・その他
目次
プロローグ―地球環境問題の時代に、どうして公害を学ぶの?
1 水俣の風景から、何を読み取れるのだろう?―近現代日本の濃縮地点(工場正門の風景を歴史する;漁村を歩いてみよう;慰霊碑の意味を考えてみよう)
2 「公害地図」を押し広げる、世界の環境問題と出会う(患者たちと旅に出よう;カナダで水俣病?;水俣病の前に、水俣病があった?)
3 水俣病を歴史学的に考えると、何が見えてくるのだろう?(世界史の中で日本の「開発」と「公害」をとらえよう;公害問題の浮上は、何を意味しているか?;グローバル時代の環境問題のとらえ方;私たちの「公害/環境問題」認識をとらえ直そう)
エピローグ―そして、3・11後の世界の中で
著者等紹介
小川輝光[オガワテルミツ]
1978年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了。現在、神奈川学園中学・高等学校教諭、歴史教育者協議会会員。2006年から水俣市への研修旅行を続けている。専攻は、歴史教育・社会科教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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