Century Books 人と思想 176
ハーバーマス

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784389411763
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C1310

内容説明

ユルゲン・ハーバーマスは、現代ドイツを代表する哲学者・社会学者である。フランクフルト学派と呼ばれるマルクス主義的な学者集団に属する彼は、批判理論と呼ばれるこの学派の社会理論の発展を方向づけてきた。その生涯と思想を、立体的に解明した思想の入門書。

目次

1 ハーバーマスの軌跡(敗戦と祖国分裂;フランクフルト学派;実証主義論争と学生反乱;ドイツの秋;歴史家論争とドイツ統一)
2 ハーバーマスの思想(政治と公共性;認識と関心;社会科学の論理;コミュニケーション的行為の理論;近代―未完のプロジェクト;法と道徳)

著者等紹介

小牧治[コマキオサム]
1913(大正2)年京都府に生まれる。東京文理科大学哲学科卒。フランクフルト大学に留学。文学博士。東京教育大学名誉教授。2000年逝去。主著に「人間形成の倫理学的基礎」「社会と倫理」「国家の近代化と哲学」「人と思想 マルクス」「人と思想 カント」「人と思想 和辻哲郎」ほか

村上隆夫[ムラカミタカオ]
1947(昭和22)年埼玉県に生まれる。東京教育大学文学部卒。博士(文学)。現在、群馬大学教授。著書に「政治的な学としての倫理学」「人と思想 ベンヤミン」「人と思想 メルロ=ポンティ」「模倣論序説」ほか。訳書に「批判と危機」「マルクス事典」、共訳に「社会と歴史」「哲学的・政治的プロフィール」(上・下)ほか
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感想・レビュー

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Ikkoku-Kan Is Forever..!!

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『コミュニケーション的行為の理論』と『近代の哲学的ディスクルス』を読まないといけないんだろうけども・・・。疑問としては、確かに、ハーバマスは社会というものを「システム」と「生活世界」という二側面に注目することで、新しい可能性に満ちた世界を提示したんだろうけど、結局、それらが相互関係にある以上、システム内における個人の限界というものをどう捉えるのか。それが近代の必然なんだという文脈で、徹底的に考えていかないと結局、可能性の提示に終わってしまうのではないか。コミュニケーション的理性ってそんな簡単な問題なのかと2013/05/08

なつき

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むぢゅい2018/10/17

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