Century Books 人と思想 150<br> グーテンベルク

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Century Books 人と思想 150
グーテンベルク

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784389411503
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1310

内容説明

活版印刷術を発明したグーデンベルクの名前はわが国でもよく知られているが、活版印刷が具体的にどのようなものであり、この人物がどのような生涯をたどったのか、ということになると果たしてどれぐらいの人が知っているのであろうか?本書はこうしたことについて、ドイツにおける最新の研究成果に基づいて、当時の社会的・文化的背景との関連のもとに、しかも一般の人にもわかりやすいかたちで叙述したものである。

目次

第1章 時代背景―十四・五世紀のマインツ
第2章 グーテンベルクの先祖、出生、青少年時代
第3章 シュトラースブルク時代
第4章 マインツへの帰還
第5章 発明のクライマックス―聖書の印刷
第6章 グーテンベルク工房とフスト&シェッファー工房の並立
第7章 マインツにおける騒乱と晩年の生活
第8章 活版印刷術の伝播

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

8
知名度抜群のグーテンベルクの実像は殆ど分かっていない。史料が出尽くした感のある現在、大胆な推測を交えなければ復元は難しいようだ。著者は、グーテンベルク研究の本場ドイツの資料に依拠しつつ、発明した技術を極めようとするマエストロとして描く。彼の人生のハイライト(悲劇ではあるが)は、悲願の「四十二行聖書」完成直前に、スポンサー・フストの”背後からの一撃”を食らった場面。上記のイメージに従えば、アーティストがビジネスマンに出し抜かれたという感じか。少しナイーブすぎないか?実際はもっと人間臭い人だったように思える。2023/04/27

putisiyante

0
1400年という年代を考えると大変な苦労と試行錯誤がなされただろうという事は、容易に想像がつく。日本では良く知られている名も、ヨーロッパでは、史料が少なく、二転三転して活版印刷の父となった事に驚き、又、惜しい事でもあると思った。2012/03/07

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