穀菜和食―マクロビオティックの基本を学ぶ

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  • サイズ B5判/ページ数 199p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784388059713
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C2077

内容説明

日本の経済成長とともに、日本人の食生活も大きく変わり、「飽食の時代」とまで言われるようになった今日、国籍不明の食生活をされている方々が多いのに驚いています。動物性食品を過多に摂り、砂糖を摂取し続けると、以前の私のように思いがけない病気を招いてしまいます。原因無き結果はありません。健康を損ねるその原因は、自然に反した食生活にあるのです。でも日本には、世界に誇れる、祖先から受け継いだ数千年の歴史と伝統を持つ正しい食物の原理と技術があります。マクロビオティックもそのひとつです。この料理と調理方法は肉体と精神を養うものであり、健康な人の日常の食事に適しているのはもちろんのこと、病気になった人にとっては副作用のない最高の食養なのです。

目次

基本篇(玄米;だし;調味料;乾物;漬物)
食養菜
穀物
野菜・海藻
豆・大豆製品
野草(アク抜きの方法;皮のむき方 ほか)
もてなし料理(春―精進茶懐石;夏―五穀豊穣のもてなし;秋―精進おでん;初春―お正月の精進おせち)

著者等紹介

松本光司[マツモトミツシ]
1936年愛知県生まれ。1951年、東京・浅草の割烹「ぎん鍋」に入社、日本料理の修業の道に入る。1960年体調をくずし、同店を退社。翌年桜沢(おうさわ)流食養料理と出会い、自ら食事療法を実践し、健康を取り戻した。創始者である桜沢如一先生、リマ先生に師事し、教えを受ける。その後桜沢流食養料理師範免許を得て、その普及に務める。この活動は国内にとどまらず、ドイツ、南米各国、アメリカ各地にまで及ぶ。2000年日本CI協会リマ・クッキングスクール校長に就任し現在に至る。同時に河口湖アルカンシェールの総料理長を務め、断食道場の講師として活躍。正食協会料理講師なども兼任する。温厚でやさしい人柄を慕って、日本全国から数多くの人々が氏のもとに集まる
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