感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
67
1985年発行の東京建築名所めぐり。建築家の指向や時代の流れが感じられ好感触。古い本になるので現在東京でどの程度残っているのか興味深い。特に面白かったのは「イギリスにおけるアール・デコ・リヴァイヴァルはアメリカのニューシネマ『俺達に明日はない』が引き金になった」と、田辺エージェンシー本社ビルの設計者がS&Gの「明日にかける橋」を想定しているらしく、「またやられた」と心の中でシャッポを脱ぐ。所など映画、音楽が建築に深く影響を及ぼしているのだ!2015/05/27
引用
0
朝日新聞記者時代の松葉一清の評論集、ポストモダニズムへの知的なスノビズム批判ばかり読んでいるとこういうポストモダニズムのポジティブな側面を忘れがち2022/01/09