子どもの未来を守る―子どもの貧困・社会排除問題への荒川区の取り組み

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  • サイズ B40判/ページ数 263p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784385365756
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

目次

第1章 「子どもの貧困・社会排除問題」への荒川区の取り組み(荒川区の取り組み経緯と取り組み姿勢;子ども家庭支援センターでの「子どもの貧困」との係わり;精神障がい者の親をもつ子どもの貧困・社会排除問題について;妊娠中から乳幼児期の子育て支援について―保健師の母子保健活動を通して;学童クラブから見える「子どもの貧困」―その様相;保育園の存在~気づき、寄り添い、見守りの心;スクールソーシャルワークから見える「子どもの貧困・社会排除問題」;子供たちに「生きる力」を;荒川区の児童生徒の学習状況と基本的な生活習慣について;DVから見る子どもの貧困・社会排除問題;子どもの貧困・社会排除問題と地域力;政策提言から事業の実現まで)
第2章 専門的な視点から見た「子どもの貧困・社会排除問題」(「子どもの貧困・社会排除」の特性と荒川区の取り組み;「食べることは生きる基本」―次代を担う子どもたちへの教育;児童相談所から見た子どもの貧困と自治体の役割;生活保護受給者の増加と子どもへの支援;高校生を取りまく環境と授業料無償化・修学支援金の影響、そして目指す教育)
第3章 特別対談 阿部彩×西川太一郎―将来の夢やチャンスを奪うことが「子どもの貧困」である

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

1
日本の子供の相対的貧困率は15%だといいます。食べ物にも困るような絶対的貧困ではないにしろ、例えば修学旅行の費用を払ったり、習い事をしたり等をすることに苦労している家庭がそれほどあることを以前知りましたが、特に荒川区はその貧困率が高いようです。貧困の連鎖を止めるべく荒川区が行政としてやったことは、今後多くの地区でヒントになるかもしれません。私もこうした子供たちに安価で質の高い教育機会を与える活動に携わろうと思っていますが、やはり行政との連携は欠かせないようです。本当に地道な活動だなあと感心しました。2013/04/05

KT

0
荒川区での子ども政策について、担当者などがまとめたもの。公立小中学校への司書全校配置などの背景や、荒川区というメインストリームではない区の苦悩やそこからどう政策を考えたかが読み取れる。2012/06/14

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