内容説明
書写指導が子どもたちの言語生活を豊かに。新学習指導要領では、各領域の指導事項を、言語活動例を通して学習するというスタイルを提示しています。本書では、小学校国語科における「書くこと」の領域の学びを支える書写指導について、その考え方や実践のあり方を提案します。
目次
第１章 これまでの書写指導の問題点―これからを見据えるために
第２章 「書くこと」の学びを支える書写指導―考え方
第３章 「書くこと」の学びを支える書写指導―授業作り
第４章 「書くこと」の学びを支える書写授業例
第５章 上手に書きたいという子どもの願いに応えるためのブラッシュアップ―これまでの系統的書写指導に関する基礎的理解
第６章 子どもの文字の個性に目を向ける
著者等紹介
松本仁志［マツモトヒトシ］
広島大学大学院教育学研究科准教授。平成２０年版『小学校学習指導要領解説国語編』作成協力者。専門は文字・書写の教育。千葉大学、同大学院で久米公先生に指導を仰ぐ。修了後は、公立高等学校、広島大学附属中・高等学校勤務を経て、平成７年度から広島大学勤務。現在は、子どもたちの文字習得の実態を踏まえながら、これからの時代にふさわしい文字教育カリキュラムを追究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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